「おもプロ」から「ちゃんプロ」まで一気通貫のTENTO

TENTOでは寺子屋スタイルということで、さまざまな学習をしている生徒たちを同じ時間帯に受け入れています。学習する内容によって、また、生徒の性格等にも合わせて小グループに分かれて授業をしています。授業後には参加者全員の発表(共有)タイムもあります。(その様子は授業風景をチェック)
さまざまな学習段階の生徒たちがいるので、その様子を”「おもプロ」から「ちゃんプロ」まで一気通貫”と表して、その様子を詳しくお伝えします。
おもプロ(おもしろさを感じるプログラミング)
第一に子どもにとって何よりもまずは、これはおもしろい、楽しいと感じてもらうことが必要だとTENTOは考えています。私たち大人であっても誰かに言われてやる事や、必要に迫られてやらなければならない事は正直楽しくありませんし、やる気も起きません。
しかし、プログラミングに出会う、TENTOに入会するタイミングも生徒によって違いますし、そもそもおもしろい、楽しいと感じるポイントは一人一人異なります。
そこで、TENTOではこの段階の生徒に対し画一的な教材やカリキュラムは設けず、少人数のグループで生徒の様子を観察しながら、そのポイントを探すように様々な取り組みを提案し、一緒に楽しみます。
この頃の様子を見たご家族からは「まるで遊んでるだけみたいだけど大丈夫でしょうか?」とご心配いただくこともありますが、そんなときはご遠慮なくご相談ください。お子様のご様子を詳しくご説明いたします。
そして、どうも私たち大人は自分たちの経験を振り返り「学ぶことは苦しく努力の必要なこと」と考えてしまいがちです。その気持ちを抑えて、まずは生徒さん自身に「これは学ぶ価値のあるおもしろい、楽しいものだ」とコンピュータやプログラミングに対して肯定的に受け止めてもらうことが必要だと考えています。
おもプロのころの授業風景
おもプロの頃はマインクラフトやScratchなどで楽しみながらプログラミングを学びます。直近の授業風景からご紹介します。
ちゃんプロ(ちゃんと理解するプログラミング)
まず、おもプロ段階の生徒たちが、ちゃんと理解していないという意味ではありませんが、その次の段階として自ら学び理解するようにTENTOでは導いています。
このころになると「プログラミングは楽しい、おもしろい」と感じたことを「なんでそうなるんだろう」「こうするにはどうしたらいいだろう」と好奇心を持って学んでいくようになります。
ここで重視しているのは、自分で調べながら課題をクリアしていく能力です。一般的に多くのプログラミング言語にはリファレンスマニュアルが用意されていてそれを読めば自由に使いこなせることになっています。(それらの多くは英語で書かれていますが最近では日本語への翻訳もほぼ同時期に進んでいるものもあり、生徒たちでも読みこなすことは可能かもしれません。)
そこでTENTOでは、課題集とリファレンスの二つのパートに分けて教材を用意しています。課題集を進めるためにリファレンスを読み解くという形で教材を使います。これは先に書いた通り公式のリファレンスマニュアルを読み解くことと重なります。
そのうち、教材として用意したリファレンスでは物足りなくなり、公式のリファレンスも参照するようになっていくので、ここまで来ると自分で学ぶということを身につけたと言えるでしょう。
この頃の様子をご家族がご覧になると「今日はずっと画面と睨めっこしてたんですけど大丈夫でしょうか?」や「すごい悩んでいるみたいなのですが、ちゃんと教えてくれてますか?」とご心配いただくようです。
この段階でも小グループで授業に取り組むのは変わりません。TENTOの講師たちも「おもプロ」の頃と変わらず生徒さんに目配りはしています。生徒自身で調べきらなかったり読み解くのが難しい場合は説明もしています。
「うーん」としばらく悩んでいる様子が見られたらもしかしたら「もうすぐ分かりそうだから、教えないで」「まだ自分で試してみたいから大丈夫」と講師とやりとりがあったのかもしれません。そのような態度が取れるのもしっかり「おもプロ」の段階を踏んだからと言えるでしょう。
ちゃんプロのころの授業風景
「ちゃんプロ」のころになると、ProcessingやPythonといった一般的なプログラミング言語を使う生徒もいますが、Scratchなどの言語でもちゃんと理解しながら作品作りを続ける生徒も少なくないです。
TENTOの3つの学習段階モデル
「おもプロ」から「ちゃんプロ」までと表すと2ステップのようにも見えますが、冒頭のイラストのようになだらかなグラデーションだとTENTOでは捉えています。
また、そのグラデーションをわかりやすくご説明するためにTENTOの3つの学習段階モデルという考え方もしていますので参考にご覧ください。
こちらでは具体的に、段階ごとに取り組むプログラミング言語やツールもご紹介しています。
また、なだらかなグラデーション状の成長曲線と説明しましたが、常に右肩上がりというわけでもなく、「おもプロ」と「ちゃんプロ」を行ったり来たりするのを繰り返してみるのも良いですし、3段階のどの段階であっても、前の段階に戻ってみることも成長には必要となります。
TENTOのおすすめポイント
- 日本初のプログラミング教室として2011年から14年の歴史を持つTENTOは、豊富な経験とノウハウで生徒一人ひとりに寄り添った指導を行っています。正解のコードを示すだけでなくこの記事のような解説ができるので意味の理解を助けます。
- 独自のオンライン授業システム「noiz」により、生徒と講師、さらに生徒同士のコミュニケーションをスムーズにし、学習環境をさらに向上させています。最初は一緒にコードを書いていてもすぐに自分の考えを反映しながらコードを作りはじめます。
- 体験授業の充実。まずは無料体験講座で教室の雰囲気を体験でき、リラックスして始められます。
- 機材サポート。PCの貸出やオンラインワークショップの開催など、学びやすい環境が整っています。
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