生成AIと人間とプログラム、この中で仲間はずれはどれでしょう?

生成AIと人間とプログラム、この中で仲間はずれはどれでしょう?

さて、読者の皆さまは、この問いにどう答えられるだろうか。

息子2人がTENTOに通っていた間、送迎がてらしょっちゅう顔を出していた縁で、受付嬢(婆?)として引き抜かれただけの、プログラミングは全くの門外漢で生徒たちに毎回驚かされるばかりの不勉強な筆者だが、少しはこの世界を解っておかねばといかんのでは?と、先日、弊社社長の竹林が登壇したプロ検セミナーの動画を見た。

話の軸は、生成AIがこれからどのように人間と関わっていくのかというナカナカに大きな話である。AIが日進月歩で進化を続ける中で、教育の面でどう関わっていくべきか、どう「使って」いくのか、人間の代わりになる、もしくは取って代わられる場面があるのか、など見る側としても気になる話題である。しかし、どう接するのが正解なのか進歩が速すぎてわからないというのが本音のようであった。

現時点、弊社プログラマーがAIに書かせているプログラムが全体の2~3割を占めるという話や、日々更新されていくAIの能力の話など、素人の筆者には「ほへぇ~」と変な感嘆が漏れてしまうような話もあったのだが、その中でタイトルの「生成AIと人間とプログラム、この中で仲間はずれはどれでしょう?」というお題が出された。

筆者は単純に生物と無機物という観点で「人間!」と脳内で即答したのだが、竹林氏は「プログラムだと思っています」と答えた。それは、生成AIの特性は人間の脳を模して造られたニューラルネットワークであることで、プログラミングのような動作させたときに出る答えが均一にならない「不確定さ」が人間のそれと同じであるからだと説いた。

これを聞いて、なるほど…と思うと同時に、これからAIも意思を持つ時代が間もなく来るという発言に恐怖を覚えた瞬間であった。

しかしながら、主題である「プログラミング教育は不要になるか」との問いに、「これからの時代、プログラミングは様々な場面で使うことになるために、出来上がったものを使うだけではなく内容をちゃんと把握する能力が必要になってくるので、プログラミング教育が不要になることはない。そして、そろばんやピアノなどプロになるためでに学習するわけではない『習い事』としての範疇にも入ってくるだろう」と語った。その中で、教育も多様化が進む中で、学校ではできない選択の自由度、学習の個別最適化には、AIを使った学習は最適であるが、それには絶対に人との触れ合いが必要だという。ある時、生徒を叱ったら、それを何年も経って『あの言葉を心に刻んでいる』と言われた経験を話し、人間同士が触れ合うことで教育は成立すると力説していた。筆者がその一言に心から安堵したのは言うまでもない。こんな人間臭い社長が率いるTENTOをぜひ覗いて体験していただきたい。

【プロ検セミナー】生成AI時代のプログラミング教育

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