こどもの日に考える「未来をつくる力」——プログラミングが育む5つの力

TENTOの教室では、今日も一人ひとりの子どもが自分のテーマに取り組んでいます。画面の中にあるのは、ゲームのような世界だったり、自分で描いたキャラクターが動くシミュレーションだったり。けれど、そこで起きていることは、コードを書く以上の、もっと大切なことの連続です。
■ 自己肯定感 ——「これ、自分で作ったんだ」
最初は先生のサポートを受けながら始めた子も、ある日ふと、自分ひとりでコードを打ち、動いたキャラクターを見て笑顔になります。「できた!」の声が小さくても、胸の中には確かな自信が育ちます。完成した作品がスクリーンに表示された瞬間、自分がこの世界に価値を生み出せることを、子どもたちは無言で実感しています。
■ 自己効力感 ——「うまくいかないけど、もう一回やってみる」
思ったように動かない。エラーが出る。そんなとき、最初のうちは先生に聞くこともおぼつかなかったり、ただ、「先生、わかりません」と言う子もいれば、自分で原因を探しに行く子もいます。以前はすぐに諦めていた子が、あるとき「昨日も直せたから、今日もきっとできる」とつぶやきました。その一言に、プログラミングを通じて育った“自分への信頼”が詰まっています。
■ 探究心 ——「なんでこうなるの?」
マウスをクリックする手が止まり、しばらく画面を見つめたまま考え込む姿があります。「ちょっと不思議なんだけどさ…」と口にしたその疑問は、教科書には載っていない、自分だけの問い。正解のない問いに自分で仮説を立て、調べ、試してみる。その一連の流れの中で、知ることの面白さがじわじわと深まっていきます。
■ 協働力 ——「これって、こうすればいいんじゃない?」
ある日、自分のプロジェクトを行き詰まっていた子が、別の子のアドバイスで突破口を見つけました。「ありがとう、助かった!」と照れくさそうに言いながら、二人はその後も自然とアイデアを出し合うように。プログラムは一人で進めることもできますが、誰かと組んで動かすこともできる。それを体感した瞬間、子どもたちは一緒にものづくりをする意味を学んでいます。
■ 未来志向 ——「次は、もっとこうしてみたい」
作品が完成しても、それが終わりではありません。「もっとスピードを速くしてみたい」「スマホでも動くようにしたい」——次の目標を自分で考え、取り組もうとする姿に、すでに“自分で未来をつくる人”の芽が見えます。未来を考えることは、大人の仕事ではありません。子どもたちは今、未来に向かって動き出しています。
プログラミングは、子どもたちにとって「未来に触れる場所」でもあります。キーボードの音が響く教室の中で、彼らが出会っているのは、ただの技術ではなく、自分の力と、他者との関係と、これから歩む道です。
“プログラミング”の教室ですが、プログラミングを作ることよりもっと大切にしたい小さな出来事が日々起こっています。日々の様子はサイトで公開している授業風景をご覧ください。
TENTOのおすすめポイント
- 日本初のプログラミング教室として2011年から14年の歴史を持つTENTOは、豊富な経験とノウハウで生徒一人ひとりに寄り添った指導を行っています。正解のコードを示すだけでなくこの記事のような解説ができるので意味の理解を助けます。
- 独自のオンライン授業システム「noiz」により、生徒と講師、さらに生徒同士のコミュニケーションをスムーズにし、学習環境をさらに向上させています。最初は一緒にコードを書いていてもすぐに自分の考えを反映しながらコードを作りはじめます。
- 体験授業の充実。まずは無料体験講座で教室の雰囲気を体験でき、リラックスして始められます。
- 機材サポート。PCの貸出やオンラインワークショップの開催など、学びやすい環境が整っています。
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