TENTO代表竹林のコエテコEXPO登壇から考えたこと

こんにちは。TENTOスタッフのSです。
私は中高時代にTENTOに通っており、卒業後しばらくしてから、今度はスタッフとしてTENTOに戻ってきました。

今回、代表の竹林が登壇した「コエテコEXPO2025」の講演を聞いて、個人的にも強く共感した部分があり、その点についてお話ししたいと思います。

微妙に昔話にはなりますが、私がTENTOに通っていた頃は、まだ「生成AI」が身近にない時代でした。だからこそ、プログラミングは「とにかくやってみて、失敗して、そこから学ぶ」ものであり、試行錯誤を通じて自分で考えていくことが当たり前でした。わからないときに頼るのは講師や教材であって、AIではなかったのです。

しかし、スタッフとして戻ってきて驚いたのは、子どもたちが想像以上に生成AIを活用しながらプログラミングに取り組んでいるということです。自分の作りたいプログラムをAIに相談し、コードを生成してもらい、それをアレンジして作品を完成させていく――その姿を見て、時代の変化を実感すると同時に、「今この時代に、プログラミングを学ぶ意味とは何だろう?」と考えるようになりました。

そんな中で今回の講演は、「AIがある時代だからこそ、人間が自分で考え、試し、対話する力こそが大切になる」というメッセージを伝えており、まさに私自身の問いに対する答えのように感じられました。

プログラミングの手順を覚えることは、もはやAIが代わりにやってくれる時代です。しかし、「試行錯誤を恐れない姿勢」「ルールを作る視点」「思考の明確化」といった力は、AI時代においても変わらず価値がある。講演を通して、そのような力を育むためにこそ、プログラミング学習があるのだと、あらためて気づかされました。

AIは非常に便利で心強いツールです。でも、それをどう使いこなすか、どう活かすかは、やはり人間の“考える力”にかかっています。その力を育てる場として、TENTOという教室がこれからも果たすべき役割は、ますます大きくなっていくと感じています。

講演の際に使用したスライドは以下からダウンロードができます。

TENTOのおすすめポイント

体験授業ご希望の方はお気軽にお申し込みください。