たった4行で出来上がり(11月17日の授業風景)

TENTOの生徒さんは、シャイな方や没頭するタイプも多く、難しいものに取り組んでいる方も多いので、最近、私の担当日は、なかなか発表テーブルには集まってくれない日もそこそこあって、まずは進捗という形で各テーブルにお邪魔することが常となってきたのですが、発表テーブルには来てくれなくとも、テーブルでお伺いすると「これだけですけど…」と見せてくれる生徒さんもけっこういらっしゃるので、各テーブルで個々に生徒さんに見せてもらう観客は私だけという贅沢な発表会もちょこちょこあるわけです。

不思議なことに、結構な生徒さんが「発表はちょっと…」と言いつつも、今日はどこまで進んだ?とか、何を作ってるの?と聞くと、ちゃんと見せてくれて説明もしてくれるので、せっかくの素敵な作品がもったいなくて「これをブログに載せていい?」と聞くと「いいですよ」という返事が返ってくることが往々にしてあるのです。みんなの前で発表したくないというのは、途中な状態は見せたくないとか、つまらないものは見せられないという心理なのかなと思っていたのですが、どうもそうではない人も多くいるようです。作品は自信をもって作っていても、あまり親しくない同世代の前でプレゼンするのが恥ずかしいということなのか?とハテナを生やす日々です。

たったの4行で?(GAME maker)

さて、今回はKくん(私の時、なんかKくん表記が多い気がする…みんな別人なんですけどね)のリンゴを浮かせるプログラム。画面上のりんごには重力があって、勝手に落ちていってしまうものを、マウスで移動させて上下左右に動かせるものです。これが、おそろしいことに、「たった4行で出来ているんですよ」というのです。GAME makerという2Ðのゲーム製作に特化した便利ツールなんだとか。特化しているということだけあって、簡単にコントローラーの設定などの基本的な設定ができるらしく、それで、4行で書けてしまうんだそう。すごい時代ですねえ。ファミコン世代としては、ファミリーベーシックというファミコンにキーボード繋げてプログラミングするオモチャで教本とにらめっこしてただただ書き写すだけなのに、マリオを表示するのに四苦八苦して、縦横に動かすのにまた一所懸命打ち込んで、動いただけでヤッタ~!と感動した記憶があるのに、4行でゲームっぽくできちゃうなんて…と驚愕です。(画面のコードは先生が説明してくれたもの。よく見ると3行しかないですね…)

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投稿者プロフィール

株式会社TENTO

プログラミングスクールのパイオニア・プログラミング教育14年のTENTO