子どもをプログラミングスクールに通わせるのはやめておいた方がいいのでしょうか?

検索エンジンのおすすめ機能から「プログラミングスクール 子ども やめとけ」といった検索キーワードが目に留まったので、本当にやめておいた方がいいのか検討してみたいと思います。

多くのページでその是非が語られているようなので、以下の3ページを参照してAIのperplexityにまとめてもらいました。

[A] https://megliofuturo.co.jp/media/dont-go-to-a-childrens-programming-school/
[B]
https://www.programming-cloud.com/column/programming/2024-05-03/
[C] https://digitane.jp/online/topics/programming/13198/

[A][B][C]
費用対効果⭕️⭕️⭕️
学校での必修化⭕️
カリキュラムが合うか⭕️⭕️
将来性とスキルの実用性⭕️
独学も可能⭕️⭕️
家庭の教育方針との整合性⭕️
perplexityにまとめに基づいた各サイトの論点まとめ

今回は多く⭕️のついた項目を中心に見てみます。

費用対効果〈⭕️3つ〉

各サイトとも授業料が高額であることを挙げているようです。私たちTENTOのオンラインスクールでは以下の料金体系をとっています。

グループ受講マンツーマン授業
入会金16,500円(税込)16,500円(税込)
月謝月4回
18,150円(税込)
月2回
11,880円(税込)
回数固定パターン月間基本料金(2回、4回、8回から選択)
5,500円(税込)
回数自由パターン月間基本料金
7,700円(税込)
  +
一回(60分)あたりの費用
6,270円(税込)×回数
他費用マインクラフトアカウント
お使いになりたい書籍等
(いずれもご希望があれば)
マインクラフトアカウント
お使いになりたい書籍等
ご指定の内容ににより、講師に事前準備が必要な場合
(いずれもご希望があれば)
受講スタイルごとのご料金(2024年12月時点)

ちょっとお高いかなとお感じになるかもしれませんが、ときどき入会金無料となるキャンペーンや、お試しで1ヶ月無料で体験できるキャンペーンもありますので、ぜひXのアカウントのフォローLINEで登録して情報をお受け取りください。

また、この金額でのご提供にはたくさんの理由があります。

プログラミングを日常的に扱う講師陣

プログラミングスクールTENTOの講師は、社会人(プログラマー、エンジニア)、大学生、専門学生、高専生など日常的にプログラミングに触れている方から選ばれました。技術はもちろんですが生徒とのコミュニケーションや、子どもたちとのコミュニケーションなどの面も重視しています。

生徒に合わせた授業スタイル

TENTOのオンライン授業では「今日何する?」から始まることもたくさんあります。ある程度目標やステップを決めて取り組んでいる生徒もいますが、基本的に今興味があること、楽しめること、新鮮な話題なども取り入れながら授業を進めています。既存の教科書や指導マニュアルに沿った授業はとても簡単に実施可能ですが、毎回臨機応変に興味関心に対応をしています。

そのほかにも…

オンライン教室へ切り替えたことによって、オンライン授業ツールnoiz の開発やホスティング、生徒同士の交流の場となっている TENTOチャットの運営 などこれまでの教室運営と異なる部分で費用をかけています。

他のスクールや習い事などと比較してもご納得いただける価格でご提供していますので、気になる点があればぜひお問い合わせください。

カリキュラムが合うか〈⭕️2つ〉

プログラミング教室、ロボット教室、オンラインスクールなど色々な教室がありますが、それぞれ特色あるカリキュラムを用意していますので、それが生徒さんに合うかは大事ですね。TENTOのカリキュラムは先に出てきた金額の理由でも触れた通り、生徒に合わせた授業スタイルで実施していますので原理的には合わない事はないということになります。

合わないこともある?

ただし、次のような場合は合わない可能性もありますので、体験授業の際などにご相談ください。

  • ただ先生の言うことを聞きたい、その通りにやりたい
  • 自分で考えたくない、答えを教えてほしい
  • すぐにプログラミングの達人になれる秘伝の技を教えてほしい

ちょっと極端に表しましたが、生徒(場合によりお家の方)と講師のやり取りで進め方を決めていきますので、あまり受け身だけと言う場合最初のうちは戸惑われるかもしれません。しかし元々そういった心配をされた方でも、しばらく通っているうちにしっかりコミュニケーションを取りながら自分の好きなことを見つけて選び取りながらプログラミングで何か作ることに取り組んでいる生徒さんが多いのは間違いありません。なのでちょっと心配だなと思われてもご入会前にお気軽にご相談ください。

もちろん、用意されたテキストを進めて、進度もわかりやすく達成感もあることが必要な生徒さん保護者さんもいらっしゃると思います。またオンラインスクールの場合、動画やサイトの視聴を中心に自分のペースで進められることが合う場合もあります。色々なスクールを体験してみるなかに、ぜひTENTOも加えて比べてみてください。ご体験のお申し込みはこちらから

独学も可能〈⭕️2つ〉

そうなんです、プログラミングは実際に独学が可能です。当然ですがほとんど全てのプログラミング言語はリファレンスなどと呼ばれるドキュメントが用意されていて、そこに使い方が全て書いてあります。また公式のチュートリアルや多くの方が書かれたWebや書籍などの解説、わかりやすく作られたYouTubeなどの動画もあります。実際に(特に子ども向けの)プログラミングスクールなんてなかった時代に育った多くのTENTO講師たちは独学でプログラミングを身につけました。

それらを駆使したら私たちのやっているTENTOのようなプログラミング教室は不要そうに見えますね。しかしそうではない点があるのでここではそれを紹介します。

独学では得られない、プログラミングスクールTENTOのメリット

  • 同じようにプログラミングを学ぶ生徒と出会える
  • わかりにくい点を先生や先輩にすぐ聞ける
  • プログラミングについて言葉で話す機会が増える

どの特徴もコミュニケーションについてのメリットですね。インターネットを駆使してSNSや専門のサイトでいろんな方と交流しながら学べたらそれでいいのですが、小中学生ではそうした学び方を身につけていくのはなかなか大変です。TENTOの講師や多くの生徒たちはプログラミングという共通の関心を持った仲間です。そこに参加して自分自身で学べる力をつけて貰うことを私たちは願っています。

ちなみにTENTOで使っている教材等はWebサイトのこちらのページから公開しています。これが出来るのもご紹介したメリットに価値を置いているからで、公開された教材を活用して独学される方もTENTOは応援しています。

子どもたちがプログラミングに取り組める機会・場所はCoderDojoKidsCodeClubなど無料のところもたくさん増えてきています。TENTOの生徒の中にもそうした場所に参加する事はあるようです。ご本人にあった学習環境が見つかるといいですね!

⭕️1つの項目も、学校での必修化、将来性とスキルの実用性、家庭の教育方針との整合性

学校での必修化

2020年から小学校での必修化、中学校高校での必修化さらに2025年の共通テストでの情報の科目の試験化と大学に入るまでにある程度のICTに関する知識やプログラミングについての経験が求められる状況にあり、実際のところは学校や担当の先生次第という様子は伺えます。TENTOではこうした試験対策・試験勉強と感じる前にパソコンやインターネット、プログラミングなどに実際に触れて経験をして慣れることをお勧めしています。結局使いもしない知識を詰め込むだけのお勉強になってしまってはつまらないですし、実際にプログラミングを活用しようという場合にまた学び直す必要が出てくるからです。

将来性とスキルの実用性

生成AIの登場でプログラミングはしないでもコンピュータにやりたいことをさせられるようになるという未来も見え隠れしています。しかしコンピュータもAIもしっかり使う以上最後はプログラミングが必要です。プログラミングを経験する事は将来意味がない?とお感じになることもあるかもしれませんが私たちはそう考えていません。しかもAIを動かすために現状では処理能力の高い高価な計算機やそれを動かす電力など、非常に環境や経済への負荷となることも明らかになってきています。技術がそれを克服する可能性もありますが、それに期待して賭けるか、自分自身の頭で考えてプログラミングを書けるようになるか、私たちは後者を支持します。

また小学生から始められるようにScratchやMinecraftなどを用いることもありますが、それらが実際に使われているプログラミングと異なるから役立たないというお考えもあるようです。しかし実際にJavaを元に作られたProcessingやPythonなどのプログラミング言語を使い始めたときに、Scratchなどの経験の有無ではさまざまな点で差があることを実感する場面も多いので一概に無駄とは考えにくいのが現状です。

家庭の教育方針との整合性

TENTOのオンライン授業では楽しく学んで欲しいと考えています。受講日以外に自由に参加できるフリースペースも用意しており、自習や友達と待ち合わせて遊ぶ場になったりもしています。勉強とは苦しみながらすることであるとか、本当は遊んでるだけではないのか、といった厳しい見方をされる場合もありますし、実際に楽しく過ごしている間に何を学んだのかを示す事は難しいこともあります。

また、基本教科の学習がまず重要という考え方もあると思いますが、私たちはプログラミングで自分の作品を作り出した生徒たちが、国語、英語や数学、科学や社会などさまざまな教科に該当する事象を好んで学ぶ様子を知っています。講師や仲間との会話、説明などに国語は重要になりますし、プログラミング言語自体アルファベットを多用し英語に由来することも多いですし、一次資料は英語のことがほとんどです。計算機であるコンピュータに処理させる際に数学的概念は必須となりますし、科学的な事象を扱うにも、金融などの経済、国際・社会課題など現実世界との接続も欠かせません。

まとめ

「プログラミングスクール 子ども やめとけ」というキーワードが気になって、その理由に対してTENTOの考えていることを書いてみましたがいかがでしたか。もちろん経済的負担であるとか、優先順位などもあると思いますが、私たちとしては未来の社会をつくり、任せられる方々となってくれると信じて生徒たちの成長を見守っています。

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