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数値計算

四則演算

計算演算子例の計算結果
足し算+5 + 49
引き算-5 - 41
掛け算*5 * 420
割り算/5 / 41.25

特殊な計算

計算演算子例の計算結果
小数切り捨ての割り算//5 // 4

1

5を4で割ると1.25が答えになりますが、小数点以下の0.25を切り捨てます。

余りの計算%20 % 7

6

20を7で割ると2余り6になります。

べき乗の計算**2 ** 4

16

2を4回掛け算します。

代入の演算子

代入計算式同じ意味
a += 1a = a + 1
a -= 2a = a - 2
a *= 3a = a * 3
a /= 4a = a / 4
a //= 5a = a // 5
a %= 6a = a % 6
a **= 7a = a ** 7

乱数

乱数(ランダム)を使いたいときは、 random モジュールをインポートして使います。

関数説明
randint(a,b)aからbまでの間のランダムな整数を返します。

from random import *

x = randint(0,5)

xは0から5までの整数のどれかになります。

random()0.0から1.0まで間のランダムな小数を返します。

from random import *

x = random()

xは0.19482752056904296のような数字になります。

uniform(a,b)aからbまでの間のランダムな小数を返します。

from random import *

x = uniform(2,5)

xは2.7835337547940773のような数字になります。

小数の四捨五入

round() 関数を使います。round(ラウンド)は英語で「丸める」という意味です。

関数説明
round(num)numを四捨五入して整数を求めます。

x = round(5.236)

xは5になります。

round(num, k)numを四捨五入して小数第k位まで求めます。kの次の位で四捨五入して小数が返ります。

x = round(5.236, 2)

xは5.24になります。

小数の切り上げと切り捨て

小数の切り上げ、切り捨てを行うときはmathモジュールをインポートします。math(マス)は英語で算数、計算を意味するmathematics(マセマティクス)の略です。

関数説明
ceil(num)numの小数部分を切り上げて整数を求めます。ceil(シール)は英語で「天井」を意味します。

from math import *

x = ceil(5.236)

xは6になります。

floor(num)numの小数部分を切り捨てて整数を求めます。floor(フロア)は英語で「床」を意味します。

from math import *

x = floor(5.236)

xは5になります。

文字への変換とフォーマット

数値を文字に変換するときは str() を使います。strは「文字列」という意味のstring(ストリング)を省略したものです。また、桁数を揃えたり、小数点を決めたりする(「フォーマットする」といいます)には、 format() を使います。

関数説明
str(num)数値numを文字列に変換します。

text = str(score) + "点です。"

変数scoreを文字に変換して“点です。”とくっつけます。

format(num, str)数値numをフォーマットstrに応じた文字列に変換します。

text = format(53, “03”)`

変数textは“053”になります。“03”は0詰めの3桁にする、という意味です。