フルスクリーンで表示しよう
画面いっぱいに図形を表示してみよう
これまでは画面の大きさを決めるために「 size() 」を使っていましたが、モニタの画面一杯…フルスクリーン表示するには「 fullScreen() 」を使います。
早速、表示に使用するウインドウサイズを変更してみましょう。 元の画面に戻る時は Esc(エスケープ) キーを使います。
//「size();」の代わりに「fullScreen();」を使うfullScreen();
次のように background(0) と指定すると画面に何も表示されていないようにみえますが、画面を真っ黒に塗りつぶしただけで問題ありません。
fullScreen();background(,0);
画面いっぱいの長方形を書いてみよう
画面の縦横幅は width(ウィズス) 、縦幅は height(ハイト) で取得することができます(「端で跳ね返るボール」を参考)。 縦横幅が分かったところで、長方形を書く関数「 rect() 」を使って、画面いっぱいの長方形を描いてみましょう。
fullScreen();fill(255,255,0);rect(0,0,width,height);
画面の縦幅いっぱいに正円を表示してみよう
円を描く関数 ellipse() と width と height を組み合わせることで画面いっぱいの大きさの円を描くことができます。 Processing
fullScreen();fill(255,255,0);ellipse(width/2,height/2,height,height);
応用例
フルスクリーン表示を応用することで、様々な大きさのモニタに対応するアプリケーションを作成することができます。 次の例は2つの円を交互に表示することで画面中央に照明を照らすような効果です。モニタ越しに見ても何の変哲もないアニメーションですが、暗くした部屋の壁にプロジェクターで投影すると…?
課題
これまでの課題で作った作品や自由な課題を、画面いっぱいに表示できるように作ってみましょう