TENTOのミッション・バリューを作りました – 第三の場としてあり続けられるために

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TENTOのミッション・バリューを作りました – 第三の場としてあり続けられるために

Category : ブログ

こんにちは。今年、2017年1月よりTENTOに復帰しました、齋藤ゆ(koemu)です。

以前は講師のボランティアやイベント運営委員を行っておりましたが、今年からは非常勤でTENTO全体の運営を支える任に着きました。どうぞよろしくお願いします。

さて、私がTENTOに戻ってきて、一番最初に行った仕事は「ミッション・バリューの作成」でした。私が一度TENTOを離れた1年半前に比べて組織が大きくなっており、TENTOの目指すところをより多くの講師の方に共有するための手段が必要になったことが、その背景にあります。

そこで、このエントリでは、そもそもミッション・バリューとは何か、その内容、作成の背景、そして内容の解説をしていきます。

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ミッション・バリューとは何か

非常に簡単に申しますと、ミッションとは「組織が目指す役割」、バリューは「組織全員が大切にする価値観」になります。

広くいうと、日本企業によくある「社是」に近いのかもしれませんが、これはあるべき姿を定義していることが多いのではと私は考えています。それとは違って、ミッションとバリューは全スタッフ一人一人がもつ考え方を浸透させるためのものであるとお考えいただいても良いのではないでしょうか。

TENTOのミッション・バリュー

まず、どのような内容になったか、発表いたします。

ミッション

居場所を見つけ、自ら学び、世界を変える。

– TENTOは、学校とも家庭とも違う、子供にとっての第3の居場所として開かれています。
– TENTOの中で、生徒一人一人はもちろん、スタッフ自身も自ら学ぶことで、成長していきます。
– TENTOを通じて、世界を変える技術や思考を持った子供達を育てていきます。

バリュー

Solve my problem: 自分の問題を解く
– 自らが問題を見つけ、自らが問題を解くことで、自立した個人として活動します。

Learn together: 共に学ぶ
– 社会は人とのつながりで成り立ちます。生徒はもちろん、すべてのスタッフが協力し共に学び、成長していきます。

Enjoy programming: プログラミングを楽しむ
– プログラミングは己の思考を表現する道具です。形にすること、公開することを通じてプログラミングを楽しみます。

作成の背景

TENTOは竹林・草野の2人が2011年に開設したプログラミング教室です。当時はさいたま市の公民館の一部屋を借りて小学生にプログラミングの指導をする、きわめて小さな教室でした。

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その中でも、今に続く指導スタイルが大きく3つあります。

一つは、教材を用いた学習で基礎を学び、スキルが身につくと自分自身でプログラミング技術を学び、そして自分自身の作品を仕上げていくこと。

二つ目に、ソフトウェア開発の現場で活躍する現役のソフトウェアエンジニアや、コンピュータに対して造詣の深い大学生・大学院生が指導にあたることにより、生徒がより深い技術を身につけられる環境を整備していること。

最後に、学校とも、家庭とも違う、第三の場として…私たちは寺子屋スタイルと言っていますが…自由にプログラミングできる環境であるということです。

しかし、組織が大きくなりますと、TENTOの指導スタイルや志、そして価値観をあまねく伝えることが徐々に難しくなってきました。会社を経営され組織を大きくされたことがある方なら、必ず経験される事柄ではないでしょうか。

その人が増えるときに超えなければならない壁を越えるためのやりかたとして、ミッションとバリューを導入しました。創業の志と価値観を、明文化したのです。

内容の解説

ミッション

「居場所を見つけ、自ら学び、世界を変える。」

まず「居場所を見つけ」です。

先ほども申し上げましたが、TENTOは学校でも家庭でもない、第三の場としての居場所であることを大切にしています。お子さんは、学校でひょっとしたら人間関係が上手くいかず居づらさを感じているかもしれません。家庭だと非常に限られた人間関係になります。それとは違う、プログラミングを学ぶという共通の目標をもった仲間とともに楽しく学ぶ場所を提供し安心して過ごせる場とすること、これを私たちは大切にしています。

同時に、TENTOの講師は本務ではソフトウェアエンジニアとして活躍する方達が非常勤で入られている方がほとんどです。そうです、講師にとっても、本務の組織や家庭とは違う、第三の場であるのです。TENTOを通じ生徒たちにソフトウェア開発を指導することを通じて、本務でも家庭でもできないことを実現する場として活用してほしいと願っています。

次に、「自ら学び」です。TENTOの講師は、答えはすぐには教えません。学校の授業では多くの場合において答えはありますが、ソフトウェア開発に型や骨組みこそあれど答えは存在しません。だからこそ、自分なりの答えを見つけるべく、自ら学ぶことを大切にします。同時に、講師も一人一人に画一的な指導をしないようにするために、最適な学習方法を日々学びながら指導にあたることを大切にしています。

最後に「世界を変える」です。世の中を変えていく技術と思考を持つ子供を生み出す場として、共に学べるコミュニティを広げるために、TENTOはありたいと考えています。

バリュー

まず、「自分の問題を解く」です。何事も、問題は、自分自身の問題であれば、本気で取り組むものです。また、問題は自らが見つけるものです。答えは言わないとしても、誰かが提示されてもいいのではと思われるかもしれませんが、それでは生徒が発想する余裕を奪い取ってしまいます。

次に、「共に学ぶ」です。人は社会との繋がりで成立する生き物です。生徒同士、コミュニケーションをとることで、知見の交換や、友情を育むことができます。また、講師同士でも学び合うことで、よりよい指導法を共有し、TENTO全体でよりよい指導環境を提供できるよう努力していきます。

最後に、「プログラミングを楽しむ」です。TENTOはプログラミング教室です、楽しめてなんぼですよね!生徒も、講師も。楽しければ、自然とスキルは身につくものです。それも、子供の吸収力というのは本当に目覚しいものであることを、私自身、日々体感しております。

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まとめ

ここまで、TENTOのミッション・バリューとは何か、その内容、作成の背景、そして内容の解説をしてきました。

TENTOは真にプログラミングを学べる教室として、そして第三の場として安心して過ごせることを大切にしながら取り組んでいることをご紹介してきました。

とはいえ、肝心なのは継続して運用に乗せるところだと考えております。形ばかりではどうしようもありません。今のところ、多くの講師はこのミッションとバリューを大切にして指導にあたっておりますが、今後より多くの生徒さまをお迎えするにあたっても、変わらず取り組めるよう体制を組み、運用して参る所存です。

講師・経理&労務スタッフ大募集中!

そんな、TENTOのミッションとバリューに共感いただける講師、経理&労務スタッフを大募集しております!

スタッフ募集」ページをご覧の上、ご応募いただけましたら幸いです。

それでは皆様、ごきげんよう。